商品詳細
ホワイトオーク無垢材の特徴
ホワイトオーク材は、色揃えが良く、塗装、ツヤ出しをしてもきれいに仕上がるので、内装材、家具材として数多く使用されています。日本のナラの木によく似ており、その差を見極めるのは難しいほどです。ホワイトオークは、今人気の材料ですが、値段の上昇が気になるところです。
① アメリカ・カナダ東部で生育する
ホワイトオークは、アメリカ、カナダの東部で広く分布しています。ブナ科に属し、ヨーロッパオーク、日本のナラによく似ています。
② 白色から褐色の色合い
樹皮に近い辺材は白く、芯に近い心材は淡褐色から濃褐色です。柾目には、シルバーグレインが入るのが特徴です。丸太によって、多少木材の色合いが違ってきます。ホワイトオークは、多少、色の濃い薄いがありますが、板によって極端な色の違いはありません。少しづつ色が違うホワイトオークで作る家具は、使う方のオリジナルなものとなっていきます。
③ 均一性が取れた綺麗な木目
ホワイトオークの木目は、まっすぐ入っているものが多いです。木目もはっきりとしていて、色合わせもしやすいので、ヨーロッパでは、ホワイトオークは高級家具材として、取引されています。日本でも現代様式にマッチした、均一性がとれた木目が評価されて、利用が増えています。
④ ずっしりと重い
ホワイトオークの気乾比重は0.68~0.77で、やや重い木材になります。テーブルの天板やカウンターの天板などの幅広い板に加工すると、ずっしりと重いです。天板をあまり厚くすると、移動させる時、少し困るくらい重くなります。その重さがどっしり感となって重厚な雰囲気づくりになる場面もあります。
⑤ 高級家具で使用されるホワイトオーク
ヨーロッパでは、ホワイトオークが数多く家具材として利用され、高級家具とされています。日本でも、淡い色彩とまっすぐではっきりとした木目が好まれ、ホワイトオークの無垢材、あるいは突板貼りの家具が増えてきています。家具屋さんに行けば、ホワイトオークの家具が数多く並んでいます。
⑥ 塗装の仕上がりも美しいため内装材としても使用される
加工が安易で塗装の仕上がりもきれいなので、内装材としてもよく使われていますが、内装材としては高級な材料の部類に入ります。釘、ネジの止まりも良好ですが、堅い木なので事前に下穴をあけることをおすすめします。
⑦ ウイスキーの樽に使用
ホワイトオークがウイスキーの樽に使われているのは、有名です。ホワイトオークの板は、空気は通しますが、木の芯に近い心材は、道管の中にチルロースが詰まっているので木材の中に液体が染みにくくなっています。ホワイトオークはウイスキーを熟成させるには最適の材料といわれています。
⑧ ウッドショップで価格が高騰傾向
ホワイトオークは、日本のナラに比べると割安なので家具用、カウンター、テーブルの天板、内装材として、広く普及しました。ウッドショックの影響もあって、最近急にホワイトオークの値段が上がっています。今後の価格の推移が注目されています。
デスク・テーブル・床(フローリング)などとの相性
堅く、木目がきれいなことに加え、塗装との相性が良く、デスク、テーブルなどの多くの家具にホワイトオークは使用されています。
塗装の色彩などにより、高級品からカジュアルなものまで、いろいろな表情をホワイトオークは、見せてくれます。
ホワイトオークのフローリングの人気も高く、その流通量も多いです。いろんなカラー塗装も可能なので、選択肢も増えています。
ホワイトオーク無垢材の色に関して
ホワイトオークは、白色に近い物から、淡褐色、褐色までありますが、並べてみると色むらがそんなに気にならないので、色の統一感も出てきます。
塗装をしても色ののりが良いので、薄い色から濃い色までいろんなカラーを出すことができます。
ホワイトオークは、木目がはっきり出ているので、塗装してもしなくても存在感と高級感があります。
ホワイトオーク無垢材の経年変化
ホワイトオークは使用していくと、経年変化でベージュ色に近い色合いに変化していきます。
次第に落ち着いた深い色になります。
※写真の左側は経年変化前、右側は経年変化後です。
ホワイトオークとナラの違いについて
ホワイトオークとナラの違いは、見た目で判断するのはかなり難しいです。
ホワイトオークもナラも丸太によりとれる製材品に違いがあり、必ずしも均一の品質ではありません。ただ、ホワイトオークは主にアメリカから輸入されたものであり、ナラは主に日本、中国、ロシアで産出されたものなので、入荷した時点ではっきりと分けて置いておけば、間違えて出荷することはありません。
ウッディヨネダでは、ナラとホワイトオークの違いがあまりに小さいのでホワイトオークに限定して取り扱っております。
ホワイトオークとレッドオークの違いについて
ホワイトオークとレッドオークの一番の違いは色の違いです。ホワイトオークは淡い褐色で、レッドオークは淡赤褐色という色の違いになります。文字通り、白っぽい色がホワイトオーク、赤っぽい色がレッドオークになります。
ホワイトオークはウイスキーの樽に大量に使われますが、レッドオークはウイスキーの樽には適していないので、ウイスキーの樽には使用されません。
ホワイトオークは元々、産出量が少ない上にウイスキーの樽にも使われるので、希少性が増し高値で取引されています。レッドオークはホワイトオークに比べると安いです。ホワイトオークは値が高くなっても仕上りが綺麗なので根強い人気があります。
ウッディヨネダが取り扱うホワイトオーク
ホワイトオークは、日本のナラに非常に似ている木です。日本のナラ同様に木目の中に斑(ふ)が入っているのが特徴です。
ウイスキーの樽に使われていることでも有名です。
フローリング、枠材、カウンター、テーブル、家具などに利用されています。
ホワイトオークは、樹皮に近い辺材は白色で、芯に近い芯材は褐色です。色揃いは難しい木です。
堅くて重い木なので加工は難しいですが、加工後の木肌は美しく、塗装の仕上がりも良いです。