DIYで棚を作ろう

最近 一般の方が会社に木材を買いに来られることが増えてきました。

何に使う予定ですか?とお伺いすると 棚や本棚 ウッドデッキなどを作りたいとの返事が返ってきます。なので今回はその中でも比較的簡単な棚の作り方 材料の選び方を書きたいと思います。

後悔しないための4ステップ

何を作りたいか具体的に決めよう。

材料を集めましょう

塗装をしよう

いざ 製作!!

1 何を作りたいか決めよう

まずDIYをするにあたって重要なのは完成品がイメージ出来ているかどうか です。せっかく作ったのに思ったものと違う 収納スペースが狭かった ほかの家具と色が調和していない。などなど 初めにしっかりイメージを固めてないと後悔することが多々あります。ですので 図面を書いて部材ごとに寸法を書きビスの位置まで書くことが大事です。

何を収納したいかを決めましょう

調理器具なのかCDなのかフィギュアなのか本なのか

ここはしっかり決めましょう。  

なにか入れる場所と思いながら制作にあたってしまうと結局棚にデッドスペースが生まれます。

本なら本の大きさまで考えましょう

どのくらいの荷重のものがおけるのか知りたい人は下記のリンク先の計算ソフトで調べてみてください

https://curium.jp/optimal-value/weight_calculation/

安全のため荷重限界値は余裕を持って作りましょう。

次に

部屋のどの位置に配置するか決めましょう。

他の家具との調和を頭にイメージして色・棚の大きさなどを決めてください。

あ ちゃんとその場所に配置するまでのルートも考えておいてください

作ったものの配置場所まで持っていけないなんて洒落になりませんから(笑)

さてさて ここまでで作りたい物のイメージは固まりましたか?

では 次のステップに行きましょう。

2 材料を集めよう

材料を集めましょう。

といってもどんな材料を集めればいいのか?という疑問が出てくると思います。 DIYではツーバイ材SPF(スプルース・パイン・ファー)という材料をよく使います。

これは常緑針葉樹の総称でアメリカなどの建築材料として使われてきました。

ほとんどのホームセンターで入手が可能な点と材の大きさの割に安価な点がDIYに向いているのだと思われます。特徴としては強度があり加工・塗装がしやすいです。

僕の意見としては棚を作るくらいならこの材料で十分だと思います。これを塗装すればなかなかいい仕上がりの物が作れます。

もし!ツーバイ材ではなくて違う木を使いたい 例えばウォールナットやヒノキ・杉など方が居られたら こだわり派向けの棚作りの記事を読んで頂きたいです。

他には ダボレールやシンプソン金具などのパーツがありますのでこちらはネットなどでご購入ください。

タボレール

シンプソン金具   

3 塗装をしよう。

材料がそろったら塗装をしましょう。

ですが塗料といっても何を買えば分からないと思います。

水性?油性?ステイン?ワックス?ウレタン?

DIY初心者には聞きなれないワードが沢山出てきます。

結論から申し上げますとDIY初心者の方は水性のステイン系の塗料を選んで頂きたいです。

水性のステイン材の特徴としては匂いがきつくなく初心者でもムラなく塗ることができるというとこです。

あと塗料の色の種類が豊富なのでDIYにぴったりです。

下の画像は例です。

ただ色を選ぶときは完成形をイメージしてお選びください。

ステイン系って何?と思われた方はぜひ木材の塗料の種類の記事をご覧ください。

では水性ステイン系の塗料を選ぶとしてどこのメーカーがいいの?

と思われた方もいると思います。

アサヒペンさん 和信ペイントさん ネットで検索すると沢山のメーカーが出てきます。

これに関しては評価が高いやつを選んで頂いて結構です。

評価が高いもので予算と相談して頂いてお選びください。

ステイン系の塗料は着色剤の分類なので木材の保護の効果は期待できません。

木材の保護としてはステイン系の塗料と併用してニスやワックスをお使いください。

では 塗装をしましょう!

塗装の仕方

1.木材を研磨して下地を作ります。

2.刷毛を使ってステインを塗り、塗料が乾燥する前に布でふき取ります。(1度塗りでもOK)

3.再度塗り重ね、拭き取りを繰り返したら完成です。

綺麗に塗れたでしょうか?

充分に乾かした後 製作に移りましょう!

製作!!

材料が準備できましたら工具を揃えましょう。

鋸と金槌もいいですが手間がかかります。

DIYをするのにぜひ準備して頂きたい工具があります。

•電動ドライバー

•スケール

•電動のこぎり

この3点はぜひ準備して頂きたいです。

この他にも 差金や水平器などあればいいのですが。

ただスケールは100円均一にも売っていますが 他の2点は少し高いです。

最近はホームセンターで安価なものも見かけますがお手軽にDIYしようと思うのならば痛い出費となります。

そこでおススメしたいのが工具と場所を貸してくれるお店です。

1時間500~1000円ほどで場所と工具を貸していただけます。

騒音など気にせず作業に打ち込めるのでぜひ利用してみてください。

ネットでDIY 作業スぺース レンタルなどの検索ワードで見つかると思います。

では製作に移りましょう。

まず初めに部材の寸法が図面通りか確認しましょう。

確認ができましたらビスの位置を確認しましょう。

よくDIY初心者がしがちなのがビスの長さを間違えて材料を貫通してビスの先が出てしまうことです。

ビスを打ち込む前によく長さと大きさをご確認ください。

あとはもうケガをしないようにDIYをお楽しみください!!

無理に電動のこぎりで木材を切ろうとしたり不安定な場所で切ろうとすると刃が食い込んだり自分の方向に戻ってきたりします。 

慣れないうちは上級者の手も借りながら作業をすることをお勧めします。

自分の理想の棚ができましたでしょうか?

今回は棚の製作をピックアップしたのですが次回はもう少し上級編のウッドデッキの材料の選び方と施工の仕方をご紹介したいと思います。

ウッドデッキは棚より材料(木材)を慎重に選んで頂きたいので ぜひ記事を読んでいただきたいです!

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  1. こんにちは、これはコメントです。
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